思い返すと、僕は人生の節目で「もったいない」と言われることをずっとやってきた。

でも、不思議と、それが毎回良い方向に働いてくれた。

高校の時は化学が得意で、先生に理工学部を勧められたけど、直感が向いたSFC(環境情報学部)を最終的に選択。先生に悲しそうに「もったいない」「がっかりした」と言われたのは辛かったけど、結果的には最高の選択だった。SFCでの経験や友人関係なしでは、間違いなく今の自分はいない。

大学3年の時、就職活動をせずにフリーランスで生きていくと決めた時は、「いい企業に入れるのに」「外資でいい給料もらえるのに」などと言われた。アルバイトで食いつないでいた駆け出しの頃、クレジットカードも作れないほどに社会的信用が低いと分かった時にはさすがにショックだったけど、15年経った今、自分の仕事ほど幸せな仕事はないと120%の気持ちで言える。

30歳のときに "選択と集中" を始め、生意気ながらも色々な魅力的なお仕事をお断りするようになったけど、結果的に自分のカラーやスタイルが生まれ、オファーがむしろ増えていった。

こうした経験を踏まえて、いま僕の中で一つの結論として思うのは(そしていま自分に言い聞かせているのは)、

『できるからといってやる、というのは必ずしも賢明ではない』

ということ。

「できること」=「今やりたいこと」とは限らない。何かが得意だったり、誰かに期待されたりすると、当然それは嬉しいのでついやりたくなる。でも、それはやや受け身なスタンス。あまり続いてしまうと、自分を見失ってしまいそう。

穏やかな気持ちで幸せに過ごすには、自分が自分の人生の主人公であるという感覚は大事だと思う。そのためにも、たとえ「もったいない」ことだとしても、自分発の「やりたい気持ち」を優先してproactive に決断・行動できる強さを持っていたい。

その時の自分を信じてあげたい。

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